県立美術館
県立美術館は、萬鐵五郎、松本竣介、 舟越保武を中心に、郷土作家やゆかりの作家の作品を中心に展示しています。

萬鐵五郎(1885-1927)
日本近代の明治末─大正期を代表する画家。
東京美術学校の卒業制作「裸体美人」 (東京国立近代美術館蔵)の頃の、近代的画風の世界。
郷里の東和町(現花巻市)土沢時代の 「もたれて立つ人」(同)に代表されるモノクロームな世界。
療養のため茅ヶ崎に転居した大正8年(1919)以降の「南画」に傾倒した世界。
昭和2年、41歳のとき結核から肺炎を併発して死去。
故郷の花巻市東和町には記念館が建てられている。

松本竣介1912-1948
東京渋谷に生まれ、花巻と盛岡で育ちました。 旧制盛岡中学(現岩手県立盛岡第一高等学校)入学の年高熱を伴う病気により、若くして聴力を失う。 油絵道具を贈られたのをきっかけに描き始め、画家を目指して兄とともに上京した。
昭和11年(1936)松本禎子と結婚してから松本姓を名乗るようになった。 都会の風景やそこに生きる人々を、青系統の透明な色調で描いた。戦時色が濃くなるにつれ、茶系統のくすんだ色調が多くなる。
画業の傍ら、多くの文章を書いている。 中でも昭和16年に書いた美術雑誌「みづゑ」の論文「生きてゐる画家」は有名で、 軍部による美術への干渉に抗議し「芸術の自立」を主張したものとして知られています。
終戦後まもない昭和23年(1943)、持病の気管支喘息が元で、36歳の若さで死去。

舟越保武1912- 2002
旧制盛岡中学在学中(同期に松本俊介)に、 高村光太郎訳の「ロダンの言葉」に感銘を受け、彫刻家を志す。
長男が生まれて間もなく急死したのを機に、 自らも洗礼を受けてカトリックに帰依。
薄い衣服をつけた清楚な感じに女性像が多い。 昭和47年作の青銅のレリーフ「マリア像」は、その下に 「あなたの隣人を自分と同じように愛しなさい」(マタイ22章39節)という言葉を刻んで、盛岡白百合学院にあります。
この年≪原の城≫で第3回中原悌二郎賞を受賞。 翌年ローマ法王から大聖グレゴリオ騎士団長章を受ける。
平成14年、多機能不全で死去。
これからの主な企画展は、
華麗な近代美人画の世界
-培広庵コレクション-
2007年12月8日[土]- 2008年2月11日[月・祝]
館長講座
日 時:
第3回 9月16日[日] 14:00-15:30「プッサンとクロード・ロラン(フランス)」
第4回 11月18日[日] 14:00-15:30「レンブラント(オランダ)」
第5回 1月20日[日](2008年) 14:00-15:30「ルーベンス(ベルギー)」
第6回 3月16日[日](2008年) 14:00-15:30「ベラスケス(スペイン)」
講 師:
佐々木英也(当館館長)
参加無料、申込不要です。
常設展とともにお楽しみください。
観覧料: 一般 800円 高校学生 500円 小・中学生 300円
開館: 午前10時~午後7時
休館日は月曜日
問い合わせ: 岩手県立美術館
電話 019-658-1711
アクセス:
バス 盛岡駅から
太田線「先人記念館」行き、 「県立美術館前」下車、徒歩すぐ
盛南ループ200線、「アイスアリーナ前」 または「総合プール前」下車、徒歩5分
徒歩 盛岡駅西口から20分。
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